「就活」学歴フィルターはどこから?誰も教えてくれない残酷な真実…
「学歴フィルター」
学生であれば、誰しも一度は聞き覚えのある言葉ではないでしょうか?
日本の就活制度には、大学名だけで選考から落とされたり、そもそも選考を受けさせてくれない企業も中には存在します…。
本記事では、そんな学歴フィルターが起きてしまう「42の大学の基準」や、学歴フィルターにかかっても「就活を無双する方法」を解説していきます!
これから就活を迎える大学3年生以下はもちろん、今絶賛就活をしている大学4年の学生にも参考となる内容になっています。
ぜひ、最後までご覧ください!
目次
01|学歴フィルターってなに?
もしかしたら、この記事をご覧いただいている方の中には「そもそも学歴フィルターってなに?」という方もいらっしゃるかと思います。
学歴フィルターとは「企業側が採用する際に、応募者を学歴によって選別すること」のことを言います。
ですので、ある一定のライン(偏差値)に満たない学生は、選考の対象から除外されるケースも少なくありません…。
また表面上では、企業側も学歴フィルターは公言していませんが、実際に存在することは間違いなさそうです。
02|なぜ学歴フィルターが存在するのか
でも企業側も、ただただ学生に嫌がらせをしたいがために学歴フィルターを使用している訳ではありません。
それには明確な理由が存在するんです。
① 採用コスト削減のため
有名な企業側なんかは、多くの学生からの応募が殺到し、それを全て見るとなるとどうしても多くのコストが必要になってきます!
でも、企業側の正直な気持ちとしては、できるだけ少ない人数で採用を行いたい、少ないコストで採用に取り組みたいと思うのが本音。
そのために、ある程度の大学のラインで区切り、見る人数を減らすために学歴フィルターを利用しているということです。
② 能力や基準が高い学生を採用するため
前提として、必ずしも学歴の高い人が仕事をできるという訳ではありませんが、学歴が高い人は努力できる人の可能性が高いです。
採用する学生の“今の能力“に期待している訳ではなく、これからの“伸びしろ”に期待をしているんです。
どんな仕事でもある程度の忍耐力は必要ですし、企業側も入ってからすぐ辞められては困ります…。
そういった意味でも、学歴フィルターは存在するんです。
03|学歴フィルターってどこから?
そもそも、今までお話させて頂いた学歴フィルターというのは、一体どの大学からが基準なのか?
気になる部分ではないでしょうか。
ということで、この章では「学歴フィルターがかからない42つの大学」を解説していきます!
04|学歴フィルターの残酷な真実3選
前の章でご紹介した大学に所属する学生は、企業の採用基準にもよりますが学歴フィルターを受けづらいでしょう。
ですが、42校の中に入っていない大学に所属している場合は、学歴フィルターに引っかかる可能性があります!
(ちなみに、僕の大学は中堅大学なので42校には入っていません…)
ですが、果たして学歴フィルターに引っかかるとどうなるのか?その残酷な真実を本章では説明していきます!
① 説明会に参加ができない
まず、学歴フィルターに引っかかってしまうと、企業が行う説明会などに参加できない可能性があります!
参加できないというか、そもそも予約枠を取れないんです…。
より具体的に言うと、企業のHPや就活サイトから説明会を申し込もうとすると「満席」と出たりします。
でも、入力画面にある大学名をより偏差値の高いところに変えるとなぜか予約ができる、なんてことが起きます。
② ESなどの書類選考で落ちる
学歴フィルターが起こるのは、ESなどの書類選考の際にも同様です。
例えば、人事の方達も何千〜何万というESに目を通す訳ですから、いちいち全てを見れるか?と言われると難しいところ。
となると、大学名を見ただけて「なんかこの人は違うな…」と人事の方が思ってしまったら、それで終わりなんです!
もちろん、ESの内容が素晴らしかったり、印象深いものになればそんなことはないかと思いますが、ESなどの書類選考の時点で学歴フィルターがあるのは真実なのかもしれません…。
③ 集団面接で質問されない
説明会を受け、ESなどの関門をくぐり抜けると出てくるのが「面接」です。
そしてその面接には、たまに「集団面接」を行う場合があり、そのタイミングで学歴フィルターにかけられる可能性があります!
というのも、もし仮にあなたが人事の方だとして、「高学歴」と「そうではない学歴」の2人がいたら、前者の人の話をより聞きたいと思うのが人間ではないでしょうか?
確かに、学歴と同じくらい「何をやってきたのか?」などのガクチカも大切ですが、学歴も一つの判断基準になってしまうのはしょうがないのかもしれません…。
05|学歴フィルターをかける企業の特徴3選
でも、その学歴フィルターも実は企業によって利用しているところと、そうでないところに分かれるんです。
ということで、まずはその「学歴フィルターを利用している企業」の特徴を3つご紹介します!
① 大手企業
まず、学歴フィルターを利用している企業として挙げられるのが「大手」と言われる企業です。
大手の企業は人気が高く、倍率も高い分、内定している人も高学歴出身が多いです。
ですので、あくまで参考までにですが倍率が何百倍とある企業は、学歴フィルターを利用している可能性が高いです!
② 高収入な業界
続いては、いわゆる「高収入」だと言われている業界。
例えば、総合商社や保険会社、コンサルティング会社などです。
こういった高収入な業界は、知的労働が求められる場合が多く、そういった知的労働が得意な人を集めるために、学歴フィルターを利用している可能性が高いです!
③ リクルーターを利用している企業
リクルーターを利用している企業は、もしかしたら学歴フィルターを利用している可能性があります!
例えば、銀行や保険会社、建設会社など。
06|学歴フィルターをかけない企業の特徴3選
とは言っても、全ての企業が学歴フィルターを利用しているか?と言われるとそんなことは全くありません。
「学歴フィルターを利用していない企業」も勿論存在しています!
そんな企業の特徴を3つご紹介していきますね。
① ベンチャー企業
学歴フィルターを利用しない企業の特徴として、まず挙げられるのが「ベンチャー企業」です。
ベンチャーなどの発展途上の企業は、まだまだ知名度が低いので、学歴だけを見てESで落ちることはほとんどありません。
日本には会社が約400万もあるので、まだまだ学歴だけで就活を諦めるのは早いですよ!
② リクルーターを利用していない企業
前の章でリクルーターを利用している企業は、学歴フィルターを利用している可能性が高いとお話ししましたが、反対にリクルーターを利用していないのであれば学歴フィルターはないかもしれません!
リクルーターは、高学歴の人たちを採用する傾向があるので、ここは一つ判断基準にして良いでしょう。
③ IT関連の企業
最近よく耳にする「IT企業」ですが、こういった企業も学歴フィルターを利用していないことが多いです。
ですが、逆にこういった企業は学歴以上に「スキル」を優先に考えるので、やっぱり学生のうちから予めスキルを付けておくのは非常に大切です。
IT企業に行きたいと考えている人は、ガクチカを徹底的に作りましょう!
07|学歴フィルターを乗り越える方法5選
では果たして、学歴フィルターを乗り越える方法はないのか?学歴フィルターにかからない大学でなければ、自分が行きたい企業にもいけないのか?
そんなことはありません、たとえ自分の学歴に自信がなくても、それを乗り越える方法はいくつか存在します!
また、極論今回紹介させて頂く5つを徹底すれば、就活を無双することだってできちゃうんです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
① 志望企業の社員と直接接点を持つ
そもそも学歴フィルターを乗り越えるためには、周りの学生よりも早く&多く行動していく必要があります!
まずその一つとして挙げられるのが「OB、OG訪問」です。
そして、その訪問先で社員の方と直接接点を持ってみましょう!
ただ説明会を見ているだけでは聞くことができない、より具体的なアドバイスを貰える可能性はありますし、人事や役職に就いている方と接点を持てれば、その後の選考も有利に進められる可能性があります!
また、下に簡単なOB訪問とOG訪問の簡単なやり方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
② 面接対策を徹底して行う
続いて行っておきたいのが「徹底した面接対策」です。
本番の面接が始まる前に、予め質問内容を予想しそれに対する回答を考えておくなど、できることは沢山あります!
そしてここで大切なのは「人間性」です。
自信を持ってハキハキと話し、自分のことを具体的に伝えられるようになっておきましょう!
面接の中で大切にしたいポイントは沢山ありますが、最低限大切にすべきポイントを3つご紹介します!
③ 選考書類を丁寧に書く
先行書類とは、ES(エントリーシート)です。
これは学歴フィルターに引っかからない学生にも共通して言えることなのですが、学歴も大事ですがそれ以上に「自分が何をしてきたか?」がとても大切です!
自分のやってきたエピソードを、しっかりESで書くことができなければ、多くの応募者の中に埋もれてしまいます…。
また、ネットにある例文をそのまま移すのではなく、まずは自分の言葉で書いてみてください。
そうすれば説得力も増してきます!
説得力が増すESの書き方、人事の方に自分の魅力が伝わるESの書き方のポイントを下にまとめておきました!
④ 試験で高得点を叩き出す
内定を取るまでの流れとして、ESを書いたり面接を行う以外にも、SPIなどの採用試験が存在する企業があります。
ですので、その試験で周りよりも高い点数を叩き出すことができれば、人事の方などの印象には残りやすいです。
また、この試験を勉強するためのテキストは多く売っているので、事前に問題に慣れ高得点をめざしてみましょう!
ここで、SPIを簡単に勉強できる問題集を5つご紹介します!
2、「SPI3&テストセンター 出るとこだけ!完全対策」
3、「基礎からステップアップ!SPI3突破テキスト&問題集」
4、「2024最新版 完全最強SPI&テストセンター1700題」
5、「2024年版 ダントツSPIホントに出る問題集」
⑤ 学歴以外のガクチカを作る
そして、これがきっとこの章の中、いや本記事の中で一番伝えたいことなのですが「ガクチカ」を作ることができれば、学歴関係なく就活を無双できる可能性はあります。
その中でも、最近では学生のうちに「起業」したりする人も多く、それこそ企業側からすると、周りとは圧倒的に差別化された人として映ります!
また、「起業は流石にハードルが高そう…」という方には、まずはWebスキルを学んでみることをオススメします。
今の時代、SNSを活用した起業が多くある中で、その中で必須になってくるスキルがまさにこのWebスキル!
ぜひ、この機会にWebスキルを学んで、就活を無双するための準備をしてみるのはどうでしょうか?
08|まとめ|もし学歴フィルターが怖いなら…
いかがだったでしょうか?
「学歴フィルター」と聞いて、もしかしたらマイナスな気持ちになったり、現実の厳しさに落ち込んでしまった人もいるかもしれません。
少なくとも僕はそうでした。
ですが、本記事でもご説明させていただいたように何よりも大事なのは「ガクチカ」であり学生時代に何をしてきたか?です。
今何をすべきか?に集中して、これからの私生活に取り組んでみてください!