興味のある仕事がない…そう悩む社会人が多い件について。
今の仕事にやりがいの無さや不満を感じて転職活動をしようと決めた時や、大学3年生になり就職活動を始めようとしたタイミングで、そんな風に悩んだ経験ありませんか?
興味がある仕事さえあれば、仕事選びもよりスムーズに進むかとは思いますが、自分が興味のある仕事なんて中々わからないですよね…。笑
ですが今回の記事では、興味のある仕事がないそもそもの原因や、興味がある仕事の見つけ方を解説しているので、あなただけに合った”適職“を見つけるきっかけにしてみてください!
・興味のある仕事の見つけ方
・興味のある仕事を見つける際の注意点
・あなたに合ったおすすめの適職
目次
1.興味のある仕事がない人の割合は◯%
誰しも一度はそういった想いを抱いたことがあると思うのですが、実際のところ自分が興味のある仕事がわからないっていう方は意外と多いんです!
Sirabeeの「やりたいことについて」の調査によれば、自分の興味のある・やりたい仕事がない人の割合は、仕事をしている人の中で42%という結果でした。
また、年代別のアンケートも見てみたところ、どの年代でもおよそ半数の方が自分の興味がある仕事を分かっていないんです。
ですが、きっと小学校の頃くらいまでは「自分の興味のあることは?」と聞かれたら、即答できる人も多かったはず…。
・大工さんになってカッコいい家を作りたい!
こうして、今記事を読んでいるあなたにもなにかあったのではないでしょうか?
ですが、年齢を重ね「現実」という壁に何度も淘汰されていくうちに、そういった「理想」を口に出すことに、自信を無くしていきます。
気持ちはとても分かりますし、理想を口に出しながら生きていくのは、確かにそれなりに覚悟も必要です。
ですが、人生の約3分の1を占める仕事の時間を、自分の興味がない仕事にあてるのはあまりに苦痛だと思うんです。
ですので、この記事をきっかけに、あなたが過去に諦めた「本当になりたかった自分」と、もう一度向き合ってみませんか?
2.興味のある仕事が見つからない理由 3選
とは言ったもののまずは、あなたが興味のある仕事が見つからない理由を洗い出さないことには、前には進めません。笑
ですので「興味のある仕事が見つからない理由」として、特に挙げられる3つをご紹介していきます!
自分に当てはまっているか、チェックしながら見てみてください!
①自己分析ができていないから…
あなたがもし、就職活動経験者なら口酸っぱくこう言われた経験がありませんか?
ですが、就職や転職を控えている、且つ「自分の興味あることを知りたい!」というなら、もう一度自己分析してみるのを強くオススメしてみます!
・自分にとっての得意分野は何か?
・たとえお金を貰わなくてもやりたいことは何か?
こんな風に、そもそも自分がどんなものに興味があるのか?やりたいのか?を知らない中で、興味のある仕事なんて見つかるはずないですよね…。
ですが、ペンを走らせていくうちに、少しづつ頭の中が整理していって「自分が興味あること」が見えてくるはずです。
そうしたら、このあと紹介する「職業名索引」にある職業と照らし合わせながら、興味のある仕事を見つけてみて下さい!
という方は、客観的に自分を知るきっかけになる「自分探しワークショップ」を、一度受けてみてください!
②どんな職種があるか知らないから…
続いて挙げられるのが「どんな職種があるか知らないから」という理由。
自分の頭の中で「こんな仕事をしたい…!」という候補がいくつかないと、そもそも興味がある仕事なんて見つかるはずもないですよね…。
ですが、自分が既に知っている職業なんてそんなに多くもないですよね。笑
それもそのはず、実は「労働政策研究・研修機構」の職業名索引によると、この世の中には約17,000種類もの職業が存在するんです!
ですので、見てみたら今まで知らなかったような職業も沢山出てくるかと思いますし、きっと興味のある仕事がいくつか見つかるはずです。
ぜひ、一度目を通してみてください!
とはいえ、中々どんな仕事が自分に合っているか?というのは分からないものです。
ですのでそういった時は、ぜひ一度「自分探しワークショップ」で何が自分に向いているのか?何に興味を持っているのか?を知るきっかけにしてみてください!
プロのキャリアアドバイザーからの第三者視点を貰えば、きっと今以上に自分の興味あること、向いてることが明確になります。
③自分に自信がないから…
さて、最後の理由として挙げられたのが「自分に自信がないから」というもの。
ここで言う自信がないとは「周りの反対意見を押し切ってまで自分の興味がある仕事をできる自信がない」つまり“覚悟”の話です。
あなたにも思い当たる節があるのではないでしょうか?
自分が本当に興味があること、これを仕事にしたい!ということがあっても親の目、先生の目、友達の目、世間の目…。
いつだって、あなたの自由を奪うのは「他人の目」です。
確かに、一朝一夕で他人の目を気にならなくなるほど簡単な話でもありません。
ですが、ある「死ぬ瞬間の5つの後悔」という著書によると、人が死ぬ瞬間に感じる大きな後悔のうちの一つにこういったものがあります。
あなたは今のままでそんな後悔をしないと心から自信を持って言えますか?
3.興味のある仕事の見つけ方 5選
興味がある仕事が見つからない理由を知ることができたところで、続いては興味のある仕事の見つけ方です。
一つ一つ具体的に説明していくので、頭の中でイメージしながら読み進めて見てください!
①過去の楽しかったこと、好きなことを書き出す
きっと中学校や高校でやってきた部活、趣味、習いごと、その中であなたの好きなことが見つかるはずです。
また、興味のある仕事は、こういった過去に楽しかったことや好きなことから見つかるケースが多くあるんです!
自分がやっていて楽しいことや興味のあることについては、本人も多少経験をしていたり情報も持っていたりするので、仕事に繋げやすいでしょう。
・やっていて時間を忘れられるくらい好きなことは何か?
・まだ経験はないけどやってみたいこと、興味があることは何か?
この3点は少なくともノートに書き出してみましょう!
②絶対にやりたくないことを書き出す
もしあなたにそういった、やりたくないことがあるならそこから仕事を、消去法で探していくのも一つの手です。
例えば、土日まで仕事をするなんて絶対に嫌だ!と言うなら、完全週休2日制の場所で仕事を探せば良いですし、そこで残ったものが興味のある仕事の可能性もあります!
その他なら、自分が苦手なことや向いてないことを書き出してみるのもアリです。
「したい」で仕事を見つけるより「したくない」で仕事を見つけてみては?
③自分に向いていることから探す
続いて紹介する、興味がある仕事の見つけ方は「自分に向いていることから探す」というもの。
これは過去に、自分が周りから良い評価を受けたり、「すごい!」と褒められたことであればなんでも構いません。
・工作とか作るの上手だよね!
・よく周りが見えているよね!
あなたにとっては当たり前にみえるかもしれませんが、周りから見たら喉から手が出るほど欲しい可能性もあります。
また、第三者から見て向いているものは、仕事にしたときに結果にも繋がりやすいので自信にもなりやすく、やりがいも感じられやすいです。
過去を遡ってみたら、あなたの”天職”にも出会えるかも?
④「何が大事?」まず優先順位から考える
この問いによっても、あなたが興味のある仕事を選ぶことだってできます。
例えば、あなたがもし家庭を持ち、家族との時間を何よりも優先順位高くしたいと考えているなら、SEやITなどの休みが少ない業界は向かないかもしれません。
こんな風に、あなたはこれから一度きりの人生をどんな風に描いていきたいか?
この理想によっても変わってくるので、一度ノートに「どんな人生にしていきたいか?」について箇条書きでも構わないので書いてみてください!
より具体的に書いてあると尚良しです!
⑤自己分析をして見つけてみる
興味のある仕事を見つけるために、ここまで書いてきたものの中で一番大切なのは自己分析です。
ですが、この自己分析は自分1人で進めるのには限界があったりします…。
・とりあえずペンは動かしてみたけど、興味のある仕事がわからない
みたいに、自分がどんなことに興味があるのか?楽しいと感じるのか?はもちろん、これはつまらない、嫌いなどが分からないと興味のある仕事は見つけづらいです。
自分にとって優先すべきこと、優先すべきでないこと、頭の中にあるモヤモヤから少しづつ引き算をしていかないと、中々本当に興味のある仕事には見つかりません!
また、優先順位が多い状態で興味のある仕事を見つけて、自分の仕事にしたとしても“後悔”が残る可能性が高いです。
ですので、そういった時は第三者の力を借りてみてはどうでしょうか??
例えば、キャリアコンサルタントの方であれば、自分の経験を深掘りしながら一つ一つ丁寧に話を聞いてくれた上で、最適なあなただけの適職も紹介して貰えます。
登録料や利用料は無料なので、ぜひ第三者の方に相談して、自己分析を手伝ってもらってみてください!
4.興味のある仕事を見つける際の2つの注意点
ここまで興味のある仕事が見つからない理由や、興味のある仕事を見つける方法に関してご紹介しました。
ですが、その上で注意すべき点が2つあります。
①無理に焦って就職先を見つけない
そう焦って、せっかく自己分析などをしたのにも関わらず、結局自分が興味のある仕事ではなく、ただ焦って決めた仕事に就くのは本末転倒です。
気持ちは凄く分かりますが、就職や転職は今後の人生の⅓を占める仕事の時間を決める、大事な段階です!
ですので、ここは焦らず慎重に見つけていきましょう。
もし仮に、焦って自分の興味もなくやりたいことでもない仕事に就いた時には、また転職をして転々とする可能性があります…。
目の前のことに全力になる姿勢は素敵ですが、短期的ではなく長期的に見た上で選択や行動を変えていきましょう。
そうすることで、きっとあなたの中で「判断軸」が出てくるかと思いますよ!
②興味のあること、やりたいことを求めすぎない
先ほどもお話させた頂いたことで、自分の興味のある仕事の候補や「こんなことをしたい!」という所だけを中心に考えてしまうと
となってしまう可能性があります。
ですので、一旦自己分析をして書き出したものに優先順位をつけてみましょう!
仕事を選ぶ上で、どうしても自分が譲らないといけないポイントというのは必ずありますし、どんな仕事にも多少は妥協しなくてはいけないことがあります。
その上で、自分にとって一番興味のある仕事は何か?を見定めていきましょう!
5.「どうしても興味のある仕事がない…」という場合は?
いくら考えても、どうしても自分が興味のある仕事が見つからないと頭を抱える方も中にはいらっしゃるかと思います。
そういった時はどうすれば良いのでしょうか?
結論、自分の興味がある仕事が見つからなかった時は「自分に向いている仕事」をまずは探してみて就いてみるのがおすすめです!
自分に向いてる仕事だと、周りからの評価も高く受けやすいですし、やりがいも感じやすいでしょう。
また、仕事を選ぶ軸というのは大きく分けて「やりたいこと」「やりたくないこと」「できること」「できないこと」の4つの軸があります。
多くの方は、この中で「やりたいこと、やりたくないこと」を軸にして仕事を選ぼうと傾向がありますが、ある番組で“林修先生“はこう話していました。
ですが、これはきっと自分のやりたいことを諦めて、自分のできることに目を向けて仕事を選んだ方が良いという意味ではないと思うんです。
「まずは自分のできることを仕事にしてみて、そこで自分の力をつけてみて、そこからやりたいことを仕事にしても遅くない!」
というメッセージだと思います。
勿論、最初からやりたいこと、興味のあることを仕事にできたら言うことはないですが、そういった仕事は求められるレベルが高い可能性があります。
ですので、まずは「あなたに向いていること」から探してみるのはどうでしょうか?
6.まとめ|自分に向いている仕事を見つけてみよう!
そしたら、自分の力が最大限発揮される気がするし、今以上にきっと楽しいはず。
確かにそうなのかもしれません。
ですが、まずは自分に向いてる仕事を探して、力をつけてみるというのも一つの道です。
興味のある仕事や、やりたい仕事はそういった経験の中で出てくることも沢山ありますし、正解は一つではないんです。
最初から、完璧に決まっている方が難しいです。
まずは、自分に何ができるのか?何が向いてるのか?どんなことなら貢献できるのか?から考えて、仕事を見つけてみてください!