自己分析ツールは正確?おすすめのツール12選
自己分析の必要性はわかるけど、どうすればいいかわからない就活生に向けて、自己分析ツールを12個紹介します。
自己分析ツールを使うメリットやデメリット、各ツールの特徴や登録が必要かどうか、無料か有料かも細かく紹介していきます。
自己分析ツールを使って、自分自身の特性を知って就活を有利に進めていきましょう。
・自己分析ツールメリットデメリット
・おすすめ自己分析ツール
なぜ自己分析が必要なの?
自己分析ツールは、キャリアアップのための転職を考えている人にとって便利なツールです。転職を考えている人も、転職活動を始めたばかりの人も、自己分析をすることで、自分がどんな人間なのか、どんな目標をもっているのかをより理解することができます。
しかし、なぜ自己分析をすることがそれほど重要なのでしょうか?今回は、この疑問に対する答えを探っていきます。
転職や就職の際に自己分析が必要なのは知っているけど、正直なぜ必要なのかわからないという方のために、簡単に説明します。
自己分析とは?
自己分析とは、自分のキャリアをより理想のものにするために、自分自身の長所と短所を洞察する作業のことです。
自分の価値観やキャリア目標を明確にすることで、その職業や環境が自分に合っているかどうかを判断することができます。
自分のスキルや興味を評価することで、どのような仕事に就くべきか、どのようにそれを追求すべきか、十分な情報を得た上で決断することができるのです。
自己分析が重要な理由
自己分析を行う大きなメリットの1つは、自分自身と自分の可能性をよりよく理解できるようになることです。
自分の価値観、スキル、興味を分析することで、どのような仕事や機会が自分を幸せにする可能性が高いかを把握することができます。
そうすることで、転職先や就職先を絞り込むことができ、やりがいを感じられる仕事に就くことができます。
また、未知の仕事やキャリアに関する潜在的なストレスや心配を減らすこともできます。起こりうる問題やそれを克服する方法を認識することができるのです。
自己分析ツールは正確なの?メリットデメリット
自己分析ツールを使うと、自分のことを深くすることができて就活や転職の時に役立つのはおわかりいただけたでしょうか。
そう不安に思う方もいるでしょう。
質問に答えるだけで自己分析が進む便利な自己分析ツールですが、確かにメリットデメリットが存在します。
2つの側面を知った上で自己分析ルーツを活用していきましょう。
自己分析ツールを使うメリット
自己分析ツールを使うメリットは3つあります。
・手軽にできる
・自分に合った職業がわかる
1つずつ見ていきましょう。
自己分析ツールメリット①自分を知る機会になる
メリット1つ目は、自分を知る機会になるということです。
自己分析ツールではいくつかの質問に答えていき、その回答から自分の強みや弱み、改善点、価値観、モチベーションなどを明確にすることができます。
中には、今まで考えてこなかったような質問に出会うと、「私にはこんな側面もあるよな…」と、新しい自分を知ることができます。
今まで知らなかった自分を知ることで、思いもよらぬ強みや弱みが見つかり就活でのアピールポイントになるかもしれません。
自己分析ツールメリット②手軽にできる
2つ目のメリットは、手軽にできるという点です。
自分で自己分析をしようとすると、過去を洗い出したり自分に問いかけたり本を読んだりする必要がありますが、ほとんどの自己分析ツールは5分〜30分という手軽な時間でできます。
自己分析ツールメリット③自分に合った職業がわかる
メリット3つ目は、自分に合った職業がわかることです。
いくつかの質問に答えることで、自分の強み弱みを知れるだけではなく診断を作った会社やサイト独自のタイプ分け、傾向分析、向いている職業などを教えてくれます。つまり自分にあった職業がわかり、自分に合わない職業を避けることができます。
自己分析ツールを使うデメリット
一方、自己分析ツールを使う2つのデメリットがあります。
・自己分析に誤解を招くことがある
自己分析ツールデメリット① 正確性に欠ける場合がある
自己分析ツールのデメリットは、自己分析が不十分だと正確性に欠けるという点です。
自己分析ツールはいくつかの質問に答えていきながら、自分の強みや弱み、性格、向いている・向いていない職業、モチベーションがわかるツールです。
ツールが出す質問の意味がわからない場合や、あまりに自己認識がズレていると正確性に欠けた結果が出てしまいます。
対策としては、いろんな種類の自己分析ツールを試したり、再度受験して分析し直すことで自分のことを考える機会を増やしながら正確性を高めていくことが挙げられます。
・再受験して精度を高める
自己分析ツールのデメリット②誤解に注意
自己分析ツールの結果を鵜呑みにしすぎないように注意してください。
私はこの職業が向いているんだ、向いていないんだ、私はこういう性格なんだ、と診断結果を鵜呑みにしすぎると、本質を見失ってしまいます。
その結果、自分のアピールポイントと実態がズレてしまい面接で不採用続きになってしまったり、採用されても思ったよりやりがいが感じられないなど、思いもよらぬ結果を招いてしまいます。
対策としては、参考程度にすることや他者視点で自分がどう見えるのかを聞くことですり合わせができます。
・他者に自分がどう見えているのか聞く
自己分析ツールはこの二点に注意して使えば、自分自身の本質と自分がどのように考えて行動しているのかを知ることができます。また、人生で難しい決断をする時に、洞察や助言を与えてくれるだけでなく表面的なことだけにとらわれないようにする手助けをしてくれるでしょう。
自己分析ツールおすすめ12選
おすすめの自己分析ツールを12個紹介します。
診断内容、メリットデメリット、サイト登録の有無、所要時間、無料かどうかについてレビューしていきます。
おもしろ系自己分析ツール3選
手軽にできて、ちょっと面白い診断結果を得られる自己分析ツールを3つ紹介します。
1.キャリタスQ UEST
診断内容:性格
メリット:診断結果が100種類以上、
デメリット:診断結果が薄い
登録:なし
所要時間:3分
無料
100種類以上の診断キャラクターで自分の特徴がわかります。所要時間も3分とお手軽に取り組めるのもいいところです。
自己分析が乗り気ではない方は、まずは気軽にQUESTの診断に取り組んでみてください。
2.16Personalities
診断内容:強み、職場の習慣
メリット:プライベートも詳しく診断
デメリット:12分を越すとタイムアウト
登録:なし
所要時間:12分
無料
16つのタイプに分けて自分のタイプを把握できます。当たりすぎてびっくりするかも…!
診断を楽しみながらできるので、就活の合間に16Personalities診断を受けるのもアリです。
3.16TEST
診断内容:性格、適職
メリット:診断結果はボリューミー
デメリット:正確さは16personalitiesの方が高い
登録:なし
所要時間:5分
無料
16種類の動物タイプに振り分けられ、心理テスト感覚で楽しめます。
また、適職や相性のいい相手までわかるので、ちょっとした占い感覚で16TESTをやってみると楽しいですね。
逆オファー型就活サイトの診断
逆オファー型の就活サイトとは、企業から求められる人材と判断された場合に企業の方から本選考や説明会のオファーがくる就活サイトです。
診断内容から自分に合った企業からオファーが来る可能性が高く、内定まで一気に近づくので人気な自己分析ツールです。
ただ、登録必須のものが多く登録後もサイトの中でどうやって診断を進めるのかがわかりづらかったりするので使い勝手は個人的に△
5.オファーボックスAnalyzeU+
診断内容:社会人基礎力、次世代リーダー力
メリット:選考に活用できる情報が得られる
デメリット:登録が少し手間に感じる
登録:必要
所要時間:約17分
無料
6タイプごとに強みとなる項目をグラフで可視化してくれているので、一目で知ることができる自己分析ツールです。
自分の強みを活かした自己PRをプロフィール登録しておくと、自分に合った企業からスカウトがきます。
6. 適性検査(GPS)dodaキャンパス
診断内容:パーソナリティ特徴
メリット:5段階3タイプ8項目でグラフで診断結果がわかる
デメリット:ざっくりした分析結果
登録:必要
所要時間:約3分
無料
短時間で自分の特徴がわかる自己分析ツール。ざっくり自分のことを知りたい時や、電車などの隙間時間でやるにはもってこい。
また、3タイプ8項目を5段階評価で結果を見られるので、パッと見てわかりやすいのも嬉しいものです。
7.future finder
診断内容:性格特性
メリット:TOP3を見れるので精度が高い
デメリット:他の逆求人よりは劣る印象
登録:必要
所要時間:
無料
心理学統計学を元にした自己分析ツール。16タイプの中から自分にマッチした3つのタイプをランキング形式で抽出して紹介してくれます。
タイプ診断って、あれ?本当にこのタイプかな?ってなることがあるので、ランキングで3つ用意してくっるのはありがたい。ぜひfuture finder をお試しください。
8. 性格・価値観シンクロ診断
診断内容:性格特性、職務特性
メリット:キャリアタイプ指向の診断項目があり、将来目指すべきタイプがわかる
デメリット:
登録:必要
所要時間:約15分
無料
性格特性や職務特性を可視化してくれる自己分析ツール。
自分の持っている資質によって将来どんなタイプを目指すべきかがわかります。
友達との診断結果を比較できるのも面白いです。ぜひ性格・価値観シンクロ診断に取り組んでみてください。
強みがわかる自己分析ツール
就活や転職で重要なのが、自分の強み弱みへの理解です。
強みや弱みを理解することで、自分の適職を知ることができたり、的確な自己アピールができるようになります。
自己分析ツールの中でも、強みを理解するのに長けているツールを紹介します。自分の強みを知って就活や転職に役立ててください。
9.グッドポイント診断
診断内容:自分の強みを知る
メリット:自分に合った5つの強みがわかる
デメリット:設問数が多いので集中力が必要
登録:必要
所要時間:30分
無料
グッドポイント診断は自己PRで使える強みが言語化される自己分析ツール。
無料の会員登録が必要ですが、精度の高い5つの強みが詳しく解説されるので自己PRや書類選考で使うことができます。
10.CIY
診断内容:自己PRがわかる
メリット:自己PRを自動生成してくれる
デメリット:LINEやGoogleアカウント連携が必要
登録:無料
所要時間:約15分
無料
CIYは、可愛いトーテム診断が特徴の自己分析ツール。
生まれ持った資質、今の自分の才能・性格、対人関係で出やすい性格、理想とする人物像の4つに分けて診断結果を得られます。
11.自己PR発掘診断doda
診断内容:アピールポイント
メリット:アピールポイントがわかる
デメリット:記述式が面倒
登録:不要
所要時間:約8分
無料
自己PRを自動生成してくれる自己分析ツール。自動生成してくれる分析ツールは嬉しいですが、質問にしっかり答えないと薄い自己PRになってしまうのが難点。
また、無料会員登録をしないと詳しい診断結果が見れません。
12.ストレングスファインダー
診断内容:自分の強みや弱み
メリット:自分の強みをどう活かせばいいかがわかる
デメリット:質問文が少し難しめ
登録:必要
所要時間:約35分
有料
最後におすすめな自己分析ツールがストレングスファインダーです。
こちらは有料ですが、34の資質をランキング付け&TOP5を解説してくれます。
また、自分の強みの伸ばし方や強みがゆえに弱みとして出る部分を教えてくれます。
有料ですが1度は必ずやってみてほしい自己分析ツールです。
自己分析ツールを使って就活を有利に進めよう!
自己分析ツールは、自分のスキルや強み・弱み、どんな仕事に向いているかなどを把握するのに有効な手段です。
就職・転職活動を有利に進めるためには、自分自身の強みや弱みを把握することが大切です。さまざまな自己分析ツールがあるため、これまで以上に自分への理解を深め、自分に合った仕事を見つけることが容易になります。
ぜひ、自己分析ツールをつかって就活や転職を有利に進めてください。